レーシングカート部活動記第10回@フェスティカ

押し掛けGo!

レーシングカート部の活動も10回目を迎えました。毎回毎回丸一日コースで乗ってるので、回数の割には上達してるんじゃないかなーと思います。勿論、レンタルカートの経験という下地あってこそですが。

前回のフェスティカではヘビーウェット+10年物のタイヤで「何かのコントかと思った(小野尾司:談)」と言われてしまうほどの挙動で走行してたのが一転ドライコンディションでどこまで“楽に”走れるか。いつも通り8時に到着し、マシンのセットアップをして早速コースイン。……おおおおお、すげぇ、曲がるぅぅぅう!止まるううぅうう!!(笑)なんつーか、どんだけ暴れても絶対スピンなんてしない気がする。やっぱウェットは勉強になりますな。

しかしグリップの高さに浮かれるのも束の間、Fatalの乗り方はそこそこ速いがタイヤも酷使するらしく、路面温度の高さと相まって全開アタックが可能なのはわずか15周程度。この日は翌週に控えたアップル11時間耐久のレギュレーションを意識し、連続20分走行を目標とするがタイヤのタレと格闘していると体力より先に気力が尽きてしまう。レーシングカートでレースをするようになるとタイヤマネージメントも意識しないと駄目だなぁとは思いつつ、それよりまだまだ目先のタイムを上げられるのかなと。

……なんて考えてたら、小野尾さんから「Fatalさん速いですよ。特に1コーナーは異常」というお墨付きが出てしまう。他の人に色々とアドバイスしているのを聞いて「僕にも何かアドバイスを!」と迫ったら「痩せて下さい」とか言われるし。一応減量頑張ってますが、特段“デブ”ではないFatalが10Kg単位で減らすのは厳しいっす(´Д`)

この日はそんなFatalのドライビングを盗み奥村隊長がタイムアップに成功。1コーナーのブレーキングを変えただけで33秒ちょっとをうろついていたタイムが32.7まで上昇。一方Fatalは「落とし穴」に嵌まってしまう。落とし穴って何?というと、3コーナーの外側、立ち上がりで一番膨らみたい場所にアスファルトが凹んでる場所があるのです。で、2回目の走行時に思いっきり“落ちて”しまいスプロケが地面に接触、チェーンともども歪ませてしまいました(´Д`)あそこ直してくれないかなぁ。

あとは、またタイヤが片減りしてきたので回転方向を無視して左右の入れ替えを実施。全体的に走りやすくはなったものの、トータルではタイム変わらずという結果に。次回はこの辺りもどうにかできるようセッティングを見直しましょうという事に。

終盤ではリ〜マンと隊長が揃って「首が持たない」と訴える。隊長はともかく、リ〜マンはむしろそこまで攻め込めるようになったかと感心。今までは首より先に脇腹が持たなかったそうで、新規導入のリブプロテクターの効果は絶大な模様。そして最終スティントでは「ガソリンがもう無いですよー、買いますか?」と聞かれどうしようか迷っていると、あら?モードが早めに切り上げるので余ったガソリンを廻してくれるとの事。ここで隊長とリ〜マンに「ガソリンが尽きるのが先か、首が折れるのが先か、死ぬまで走って来い!」という過酷な指令が出される。……結果、ガソリンの勝利(笑)

終了後は恒例のお風呂へ。今回は太子館ではなく市街地まで出て湯楽の里へ。ここがなかなか良かった。そしてさらに、すぐ隣にある石焼きらーめん火山も美味しかった!もう太子館行かないかも(笑)でもチケットが2枚残っちゃってるんだよなぁ。流石に4000円分を放置は勿体無いのでそのうち使おう。

ここから余談、レーシングカートのドライビングについて。基本的には昨年見た大野君の走りをベースに、タイヤのグリップやGなどを感じる各種センサーを全開するのに精力を傾けるという感じで、自分としては特に変わったことをしているつもりは無いですが、ただ「レンタルカートよりレーシングカートの方が自分には向いている」という自覚はあります。レンタル、特にCityKart(の今年のコース)はどちらかというとジムカーナ的なテクニックが要求されると考えているのですが、箱車の経験も豊富なフォーミュラ乗りな人たちがきちんと「速い」のを見るに、根本的な所で“別の乗り物”とまでは行かないのでしょう。けど、やはり自分としては苦手意識が抜けないなと。どうにかして壁を破りたいところであります。