α-Sweet Digital買っちゃった

αSweet

カートを撮りまくって写真の面白さに目覚め、ある意味必然的な流れで「欲しいなー」と悩んでいたデジタル一眼レフカメラですが、いざ買うとなるとやはり価格がネックで躊躇していました。それが、お義父さんが「D200買った」というのを聞いたら羨ましくて物欲メーターが急上昇、気がついたらヨドバシカメラに駆け込んで大きい袋を手にしてました(笑)だって、コニカミノルタの撤退報道を受けて豪い値下がりしてたんですもん。「買うなら今しかねぇ!」って思っちゃったんだもん。実際に買って満足なんだもん。

んで購入した機種は以前から目を付けていたコニカミノルタの“α-Sweet Digital”で、そこにコニカミノルタ純正レンズ“AF DTズーム18-200mm F3.5-6.3(D)”の組み合わせ。レンズはちょっと高かったんですが、Panasonicの“LUMIX FZ3”で「手振れ補正+高倍率ズーム」の威力をこれでもかと堪能した後では“Anti Shake”と扱いやすい高倍率ズームレンズは譲れないポイントでした。ただ、FZ3では撮像素子が小さいのを良いことに「全域F2.8+望遠420mm(相当)」というアホみたいなスペックを誇ってたレンズ部分を比較すると若干劣りますが、メインの撮影条件が屋外で流し撮り、かつ(フルサーキットなどと比べて)近距離からの撮影なので開放F値と画角のスペックダウンについては十分妥協できる数値であり、実際に使用してみても納得の行く結果が得られました。ポートレート撮影の画質などにこだわり始めるとまた違うのでしょうが、僕のような素人にはこれ一本であらゆるシチュエーションに対応でき、レンズを買い足す必要が無い分結果としてコストパフォーマンスの良いレンズだと言えるのではないでしょうか。とか言いつつ、今まで35mmまでしか使えなかった広角側の、27mmという画角の広さに予想以上の“開放感”を覚えちょっとはまりそう。舌の根も乾かないうちに〜18mmなレンズが欲しいと思ってる俺が居る(w

そもそもなぜデジタル一眼が欲しかったのかといえば、FZ3は非常に良いカメラだと思うのですが最大の不満が「コンティニュアスAF(動体予測機能)が無い」という点でした。「迫りくるカートを連写」などといったシチュエーションに対応してくれないのですよね。マニュアルフォーカスも無いので、手近なタイヤバリアに置きピンして待ち受けるなどのトリッキーな撮影方法が必要で当然ピンボケなどの失敗も多かったのでした。それがα-Sweetでは目論見通りのAF性能を発揮してくれて「これだ!」と。でも失敗ショットが減った要因としてはAF性能の他に、光学ファインダーによる“リアルタイム”な被写体の確認とレリーズタイムラグ減少というのがデカかった。狙い通りのショットがガシガシ撮れるのがこんなに気持ち良いとは!

あと欲しい物は外付けスピードライト(フラッシュ)ぐらいですかね。かみさんが「あたしを撮れ」とか言い出してるので室内ポートレート等には必須でしょうということで。レフ板なんかは適当な布とかでもどうにかなりますが、光源の確保は重要ですからねー……って、いつどこで撮影するのさ?

という事でついに深遠なる一眼レフの世界に足を踏み入れてしまいました。これから無間地獄の如く……いや、いいんだよ本人が楽しければ!www