体験型Kartoff♪Vol.61 レポート

新コース

前回Kartoffの後にコースレイアウト変更があり、2年ぶりに新コースとなったCityKart。果たしてどんな感じに仕上がっているのか。新コースがどんなものか待ちきれず、真っ先にカートに乗り込みコースインするFatal。タイヤの暖めもそこそこにいきなり全開走行!ここからFatal視点で新コースをお楽しみください。

まず1コーナーは前コースと殆ど変わらない右ヘアピンコーナー。が、以前はタイトだった2コーナーが緩くなっているので速度や進入角度は全く異なる。以前の感覚を残したままだとついスピードを落としすぎる事に。前述の緩い左2コーナーを抜けるとコース奥に向かって短いストレートがあり、3、4コーナーは左→左のスプーンカーブ、直後に右→右の複合コーナー。上手く進入できると3→4→5→6コーナーを全開ドリフトで抜けられるためかなり気持ち良い場所。やや間を置きさらに7コーナーを右に曲がり、8、9コーナーは右→左のヘアピン2連発。10コーナー、特に難しくない直角の右曲がりを抜けバックストレートへ。スピードが乗ったところで以前はシケインだった場所に三角フラスコ状の11コーナー。ここは奥が広いのでノーブレーキで行けるが、次の左ヘアピンに向けて早めに姿勢作りをしないといけない。姿勢作りが遅れるとほぼフルスピードからのブレーキングバランスを崩しやすい。恐らくCK新コース一番の難所な上、右側のタイヤバリアも薄く注意したいポイント。12、13コーナーの連続ヘアピンも切り返しのタイミングが難しい。また最終コーナーへ向けてなるべく脱出スピードを稼ごうと無理をしてしまいがちで、曲がりきれず外側の壁に張り付くことになる恐怖も。そして最終コーナーは以前とあまり変わらず緩い右コーナーで、ホームストレートに向けてフルスロットル!

新コースはタイトなコーナーや複合、切り返しが多くなりタイムアタック的には非常に燃える要素が満載。かなりテクニカルなコースになっていてこの日のKartoff参加者のみならず他の常連や猛者達も口を揃えて「どう攻めようか」と新コースに手応えを感じている様子。反面、コース幅やエスケープゾーンは狭くなっており、レース時の抜き所などには悩む感じか。

……Kartoffに話を戻すと、この日の参加者は皆当然の如く気合が入っていたがその中でもチームリーダーの意地かまずは奥村隊長が1番時計をGET。流石!と思ったのも束の間、「本日のベストラップ」を掻っ攫っていったのはなんと冨野さん!最近かなり上達したイメージの彼ですが、軽量を生かした加速は暴力的ですらある。その加速性能が、タイトでストップ&ゴーの多くなった新コースにマッチした模様。それに引き換えFatalはかなり駄目なタイムで、このままではCKカップ初戦で切ない結果が待っている予感……コース自体もまだ攻め切れていないので、これはちょっとCKカップまでに気合入れて練習せねば、と誓う。ついでにちょっとダイエットもしよう……