Panasonic LUMIX DMC-FZ3のレビュー予定が半分以上俺のデジカメヒス

毎週のようにカートやダート乗りに行ったりレース見に行ったりして、そのたびにカメラ振り回して写真撮りまくるという生活を2年ぐらい続けてたら流石にちょっとは写真の腕も上がってきました。そうなると“道具”も良いものが欲しくなってくるのが人情ってもんで。という事で中古ですが手に入れてしまいました、FZ3。

写真に手を出すきっかけは2年ほど前、ミノルタ(今じゃコニカミノルタだけど)のDiMAGE X20を買ってから。理由は……なんとなく、だったかな(笑)カートや車の写真撮りたいな、とはぼんやり考えていた気がする。当時カメラの事が良く分かってなかった俺、それでもデジタルズームは意味無しだから光学ズームがいいと考えて小さいボディサイズに光学3倍ズームのこれに決定。Optio S4とどっちにするか結構迷ったけど、単三電池駆動が決め手になりX20を選択。

実はそれまで写真って全然興味無くて「思い出なら自分で覚えておけばいいじゃん」とか厨房っぽい考え方してたんですが、デジカメ持ち歩くようになって「こんな風景見たよ」ってのを“誰かに伝える為”に写真撮るのが凄く楽しくなっていきました。“写メール”が流行った理由もなんとなく理解しつつ(笑)撮り貯めた風景とかが結果的に思い出になるのはアリなのかなと思うようになってきました。

そこから約半年後FX5に乗り換え。X20購入した時の理由の一つに“沈胴式でレンズがはみ出ない”というのがあったんですが、実際扱ってみると携帯時はともかく撮る時はレンズなんて気にならないじゃん!という事で外見上の問題は無し。一番の決め手はスタパさんのレビューを読んで「三脚持ち歩けるならカメラ自体がコンパクトである意味が無いし、確かにコンパクトデジカメにこそ手振れ補正必要だよなぁ……」と感じて即購入……は予算の都合で出来ず(笑)3ヶ月以上待って価格がこなれてから購入。

で実際FX5を使ってみると手振れ補正の威力は素晴らしかった!もう、これ以来どんなに性能良さげなカメラでも手振れ補正付いてない機種には見向きもしなくなってしまいました。音声付の動画も撮れてかなり遊べたカメラでした。

FX5購入からまたもや半年ほどしてFX2に乗り換え。画素数とかカメラの機能的には殆ど変化無しで、単純にボディサイズとでかい液晶に惹かれて買いました。FX7も検討したんですが、画素数そんなに要らない事、またFX7の方が液晶大きいのにFX2の方が高精細というスペックの違いが決定打。FX2のサイズは本当に小さくて、スーツ着てる時でもプライベートでも服のポケットに入れっぱなしでどこでも持ち歩いて気軽に写真を撮ることができ、変な写真とか交通事故現場とか色々撮影できて面白かった。

ここからやっと本題。画質的には十分満足していたFX2ですが、メインの使用目的であるモータースポーツ撮影に3倍ズームでは物足りなくなってくる。「サーキットを走るマシンをもっと格好良く撮影したい!」と考え、以前から気になっていたFZシリーズに自然と目が行くように。最新のFZ5やFZ30も勿論検討したんですが、最終的には予算優先(笑)で中古のFZ3に決定。まずは12倍ズームを堪能して、不満が出るようなら買い替えでもいいかなと。適当にヤフオク眺めて、専用ソフトケース付きで程度の良さそうだった物を24,000円で購入。が、いきなりシャッターが開かなくなり2週間の入院(´Д`)無償で修理できたからいいんだけど。症状が似てたのでCCD不具合問題に引っかかったのかと思ったよ。

しばらく使ってみての感想は、やはり12倍ズームは凄い!というのが一番。サーキットの反対側に居るマシンをフレーム一杯に写す事ができ、「こんな写真が撮りたかったんじゃよー」という欲求にばっちり答えてくれる。F1のポスターでよくあるような流し撮りにもチャレンジしたり、撮影の幅が大きく広がりました。

また見た目にもデカいレンズは見た目どおり非常に明るく、全域F2.8というスペックは薄曇のテレ端でも十分なシャッタースピードが確保でき手振れ補正と相まって“ブレない”写真がきちんと撮れる。欲を言えばISO感度を上げた時のノイズがもうちょっと少ないといいんだけど、これはCCDのサイズを考えれば仕方ないか。第一こういうワガママ言い始めるとそれこそ一眼レフに手出さなきゃいけなくなるしね(笑)

“露出”“絞り”“シャッタースピード”など、お義父さんから「デジタルカメラマガジン」を略奪して勉強し頭では理解してきたものの、まだ“使いこなす”には至ってないので当面はそのあたりの修行かな。カメラ自体について云々したり、買い替えがどうとか言い出すのはそれからになるかも。

(あれ?結局、レビューは?(笑))