レーシングカート部活動期第5回@フェスティカ

データロガー

前回ニューマシン(中古)を投入するも車体のみでエンジンが死に掛け1基しかないという問題があった風来レーシングカート部ですが、white@dddさんから「エンジン余ってるよ」と声を掛けてもらい、購入を前提に2基お借りしてフェスティカに持ち込みました。

小野尾さんに一通りチェックして頂いた所、若干のオーバーホールが必要だが程度は上々との事。チャンバーなど足りないパーツを手配してもらった上で組み上げ・組み込みを行ってもらい早速実践投入。

また今回はそれだけではなく待望のデータロガーも投入されました。フェスティカのタイム計測サービスは1日1000円掛かるので、5万円のロガーを買っても50回走れば元が取れる!とか乱暴な計算は後付けの理由で(笑)「リアルタイムで回転数(速度)見たい」「Gセンサーで色々解析してメンバー皆のスキル向上に役立てたい」などが主な理由で購入に踏み切りました。機種はPERCUL社Lapcom VX-2000 All-in-one(Lite-100 ALL)です。本当はrpmバーグラフに萌える為(笑)セパレートタイプが良かったんですが、一体型でないと雨に弱いとの事で断念。AimやALFANOなど他社製品も勿論検討したんですが、PERCULが一番安価で高性能という国産製品の威力を見せ付ける比較結果となり「ビバ!Made in Japan」という感じでした。

わいてぃ君がニューマシンに触れるの初めてだったので「最初に乗る?」と聞いたのだがレーシングカート自体のブランクが長いのでまずは旧カートに乗りたいとの事。結局いつも通り部長の俺様が一番乗り。

まずエンジンは快調!以前のエンジンより軽く回るような感触。ただトルク感は以前のエンジンの方が上か?この辺りはピストンサイズなんかも関係しているのかも。今度小野尾さんに聞いてみよう。

そしてデータロガー。スピードメーターが付いているのがこれほど快適とは!!正確には快適というより“分かりやすい”。同じコーナーの進入速度・脱出速度を何周も比較することで「今の失敗……」「今の良かった!」という成否が即座に分かり、「良かった」イメージを繋げることで1周全体のタイムアップが図れる。これは面白い。今回ケーブル類の準備が足りなくてGセンサーなどの解析作業は出来なかったんですが、メンバー間の比較とかするとさらに面白そう……想像するだけでゾクゾクしてきました。

最初のセッションが終わったあたりで、行楽渋滞にどハマりした神奈川組の3人が到着。ごうはらさん、Ken1さんがレーシングカート初めてだったので(でも何故かJAFカートライセンスは持っている(笑))とりあえず初心者ヒートで乗ってもらう事に。流石にレンタルカート乗ってるだけあって2人ともなかなかの走り。

この日はあら?モードと一緒だったんですが、そちらのゲストで来ていた某氏(Kartoff♪参加経験あり)が凄かった!何が凄いって、レンタルカート経験3回、レーシングカート初めてというこの日にお〜しんさんの1秒落ちというタイムを叩き出す!!見ていると勿論荒い、危ない所はいくつかあるんですが、全体的には物凄く綺麗なラインで走るんですよね。これには一同びっくり。本人は謙遜していましたが、十分威張れる走りでしたよ。

午前のヒートが終了してお昼ご飯……って、何突然レンタルカートなんか乗ってるんですか(笑)>3人
ぶぇぇぇええー、って、遅ぇえええ!!(笑)普段CKだとこんなのに乗ってるんだよなぁ……改めて比べるとびっくりだ。ちなみにタイムはレーシングの5秒落ちといった所。案外速いような、そうでもないような。

午後のヒートが始まる前に小野尾さんから「実はこの2台、リストリクターの径が違う」と言われ、旧マシンのエンジンを速くしておいても意味がないのでさっくり交換。「0.3秒は違うと思いますよ」との言葉通り午後のセッションでは午前と比べて0.5秒近くタイム上昇。結局このヒートで出した34.2秒がこの日のベストラップでした。わいてぃ君はニューマシンに対応しきれず、また若干無理なドラポジのせいか首が横Gに耐えられなくなりFatalのタイムを上回る事無く終了。古田さんは……もっと頑張りましょう。

その後は順調に、と言いたい所だったがまず旧カートにトラブルが。ごうはらさん走行中にチェーンが外れ、「もうシャシーが限界なのかー!?」と思ったら限界なのはリヤシャフトを支えるベアリング部分でした。ここがパッキリと割れシャフトがガクガクになりチェーンが外れてしまった模様。流石にこんな部分のパーツはストックしていなかったので旧マシンはこれにて終了。ちょっと短い時間になってしまいましたがごうはらさん、Ken1さん、そしてその2人が(遅れて)来る前にさんざん旧マシンを乗り回した冨野さんも満足してくれたようでなによりです。

そして最終ヒートには雨が。結構強く降りコースはあっという間にフルウェットに。既にコースに出ていたあら?モードJOEさんには無情の“ペースアップ”サインがピット全員から送られる。何度かスピンして「もう駄目だ」とピットインしてきてるのに、ピットに立ちふさがり「そのままもう一度行け」と非道な仕打ち(笑)

我がチームも負けてはおらず、というか雨で走らないと風来旅団じゃない(笑)まずはわいてぃが走り、その後Fatalがコースイン。以前も思ったけど、レンタルカートの雨と違ってレーシングカートの雨は本当にどうにもならない!!でも難しい分だけ勉強になる事もやはり多く、“3回スピンしたらゲームオーバー”という突然できたルールの下2人で5周づつ位周回する間に色々な事を試しながら走りました。

走行後にはすっかりレーシングカートの魅力に取り付かれてしまったごうはらさんが小野尾さんにカート購入相談をしていました。年内位にはマジで買うかも……との事。いやぁ、楽しみだ。