CKカップ 28th@CITYKART レースリポート

秋晴れ

秋分の日。その季節を感じさせる美しい秋晴れの日に第28回CKCUPが開催されました。
今回風来旅団は久しぶりにほぼ全員集合で、サポート部隊(お子様)含めると10人を超す大所帯でCKの一角を占拠します。

CKカップは開催前に通常営業の時間があるのでそこを利用して軽く練習走行をします。車の状態やコースコンディション、自分自身の調子などを確かめながらの5分。自分では好感触を得てチャレンジクラスへ期待が高まります。

今回もおなじみZUPPYを実況中継兼DJに迎え、軽妙なトークから中山さんに繋げ開会の挨拶がありCKカップスタート!

まずはチャレンジクラスのタイムアタックが開始。
Fatalは前回に引き続きAグループに割り当てられ、若干不利なファーストアタック。しかし引き当てた2号車の調子も良く、31.815秒という数字はタイムアタック1本目終了時点で2番時計。
「いける!」と手ごたえを感じたのも束の間、2度目のアタックで引いた5号車はなんだか微妙な感じで32.154秒という振るわない数字。
しかしまだまだ上位には食い込める位置だったので3回目のアタックに希望を託すと、引いた車は6号車。事前練習で“当たり”と目された車だったので気合を入れて臨むが、いざ乗ってみるとストレートがまったく伸びず大外れの車。
それでもどうにかタイムを出そうと無理目なアタックを続けるうちにミスしてしまい、タイヤバリアに引っかかりロープごとタイヤを釣ってしまう。これを外すためのタイムロスで時間がなくなり、32.419秒という不甲斐無い数字のまま終了。
結果として表彰台や入賞はおろか10位という成績に終わってしまいました。

風来ではモジャさんの9位が最高位で、ルーマッハの人たちに上位を占拠される悔しい結果に。
ここ最近モジャさんと2人でかなりの手ごたえを感じていただけに、くじ運の悪さが残念でなりません。
次回は多少のくじ運なんてものともしないだけのスキルを身につけて優勝を目指す!

チャンピオンクラスは例によってたこ焼き焼いててあまり見てなかったんですが、“ダンディ”川田が猛烈なタイムを連発。会場を大いに沸かせていました。
事実、補正前ではなんと重冨さんをも圧倒してトップタイムをマークするものの、体重ハンデに負け結果4位という位置に後退してしまいました。残念。

そして1時間耐久。風来は例によって2チーム体制……の予定だったんですが、重冨さん率いるTommy'sがメンバー不足というか重冨さん一人(笑)になってしまったため、急遽古田・吉川の2名をそちらに回し「Tommy's風」を結成。事実上9人3チームという体制となりました。

組み分け抽選では風来2チームが共に前半ヒートになり、若干ピットが慌しいレースに。波乱があったら忙しくなるな……と覚悟して臨んだレースでしたが、蓋を開けてみればとにかく淡々とした進行。
上手い具合に?各チームのスキル差が車両の差で吸収されてしまい、バトルも殆ど発生せず主にピット作業の間に順位が入れ替わるなどまるで最近のF1を見ているかのような展開に。
風来旅団はwithかなめの“1軍”チームが揮わず、終盤では周回違いとは言えわいてぃがFatalにケツを突かれる場面も。ここにきて練習不足が露呈した形か。

後半ヒート、Tommy's風チームは例によって寝不足で死に掛けの重冨さんをなるべく引っ張る作戦に出る。
その重冨さん、1度目にピットに戻ってきた時は確かに死に掛けてたが、2度目にピットに帰ってきて曰く
「ものすげぇ疲れてたはずなのにシートに座ったら忘れちゃったよ。俺もたいがい馬鹿だねぇ(笑)」だそうだ。レーシングドライバーって人種はこれだから(笑)

レースのほうは終盤に古田さんがシケイン接触。押し出されコースアウトした際前輪にタイヤバリアのタイヤが嵌ってしまう。「タイヤがタイヤを履く」状態になりどうにも抜けない。
結局これが致命傷となり順位はぼろぼろ。総合10位という成績で終了しました。

コース上に目を戻すと、殆ど反則のチーム構成を組んだ2チームが熱いバトルを繰り広げている。
しかし前回優勝のピットストップハンデなどもあったKMレーシングに対し、見栄も理性もかなぐり捨てた(ぉぃ)チーム「鬼」が圧勝。
チーム「鬼」の母体になっている「ddd」はメンバーは違えど前回大はずれの車を引きヒート最下位という“ありえない”成績だっただけに見事雪辱と言ったところか。

表彰式では風来旅団にとって寂しい発表が続く中、わいてぃ君がチャンピオンクラス3位をゲット!3回のアタックとも安定したタイムで、体重ハンデ補正前の数字でもそのまま3位というのは誇れる数字。
気になる優勝は前回チャレンジ2位〜今回急遽チャンピオン参戦の宮さんが掻っ攫っていきました。ほぼ体重ハンデだけで優勝というのは本人も自覚していたようで、表彰台での腰の低さが皆の笑いを誘っていました。

チームでは総合6位、7位という位置に甘んじてしまうが、貸切練習会の提案が出されるなど次回再起を図るための動きは着々と進行中。
個人的にも体重やくじ運を言い訳にしないだけのスキルを身につけ次回に挑みたいと思います。