CKカップレポート

2005年4月3日、F1のシーズン開始に遅れること一ヶ月でCKカップも今年のシリーズが開幕しました。
いつものごとく風来メンバーはサンデーサンに集合して作戦会議から。
今回は古田さんとれいさんが仕事などで不参加。
代わりという訳ではないですが吉川君が今回から風来メンバーとしてデビューです。


最近恒例になってきた司会として、去年も来てくれたhttp://www.djdj.co.jp/dj/zushi/index_pro.htmこと図師さんが素敵な声で会場を盛り上げます。
風来パラソルが「金持ちチームなんですね」なんて突っ込まれたりする和やかな雰囲気の中、
組み分けでAグループに渉君、BグループにFatal、Cグループにモジャ、Dグループに吉川と風来メンバーが綺麗にバラけて
タイムアタックチャレンジクラススタート!


注目は万年2位の不遇の戦士TomyLeeさん。
一発目のアタックから好タイムを出し「ようやくか!?」と期待が高まります。
Fatalは相変わらず車運が悪いらしく、走行開始後いきなり左リヤがバースト(´Д`)
その後すぐタイヤ交換してもらい普通に走れたのでまぁ良しとしますが、
風来メンバー各員ともイマイチタイムが出ず微妙な面持ち。
以前から懸念していたタイヤバリヤを押せてしまう問題が顕著に出ていて不公平感もありましたが
ひとまず結果を待ちます。


ZUPPYが時折F1バーレーンGP予選の結果を流しつつ、
CKに夕日が差すころチャンピオンクラスがスタート。
今回出走順が申し込み順となっていたようで、風来の3人がBグループで同時に走ることに。
ZUPPYが川田君の服装をやたらと気に入ったらしく「ダンディ川田」などと弄りまくる(笑)
1ヒート目はカンカンに晴れていた状況から雲が出始め、
日も暮れてきて路面温度低下に伴い各車タイムが下がり始める中
タイムアタック2ヒート目でわいてぃが30秒台を叩き出し会場を沸かせる!
その後もっとタイムが下がるかと思いきや
エンジンのパワーアップ率の方が大きかったらしく後半のほうがタイムが上がる展開に。
本番前に行った練習走行ではタイヤのグリップにエンジンパワーが喰われて
加速が伸びない印象もあったのでそれが解消されたのもあったのか。
重冨さんがラストに30.3をマークするなど、若干後半有利の展開に見えるが結果はどう出たか。


そして耐久、天気予報が的中するかのように黒い雲が迫り前半に走るほうが有利かと予想される中、
抽選で「with要」が前半、2番グリッド、そしてこの日一番速い1号車を引き当て期待が高まる。
開始前の期待通り、with要チームはスタート直後で首位に踊り出た後ぶっちぎりでトップを疾走し、
途中のピットインなども周回遅れに嵌る前に上手く入れ替える事ができるなど勝利は目前と思われたが、
ピットインのサインを出した直後川田君がなんとバックストレートのスポンジバリヤに突っ込んでしまう!
20秒ほどタイムロスし、最下位までは行かないものの3位までランクダウン。
その後わいてぃ君が頑張るがTommy's重冨さん相手にリカバリするのは流石に厳しくそのまま3位でフィニッシュ。
しかし重冨さんが1位の車に詰まってる隙にかなりのところまで追いついており、
あと3〜4周あったらまた面白い展開になっていたと思われる。
ちなみに川田君にクラッシュの原因を聞いたら「体力の限界」との事。
今後の課題として「体力強化」を命じられる(笑)


そして後半、結局天候は悪化せず前半後半の差はほぼなくなり実力勝負の様相を呈してくる。
with透チームは2番グリッドを引いたものの車はいまいちな5号車。
奥村隊長のスタートダッシュで1位に踊り出るものの、
1号車手打ちそばチームの怒涛の追い上げに耐え切れずまもなく首位転落。
その後モジャ、Fatal、吉川と頑張るものの予想外に車の差が大きく全く粘れない。
モジャが周回遅れをパスする際軽い接触からスピンした以外は大きなトラブルもなく4位でゴール。
前半同様3位の車が目前まで迫った時点でゴールとなってしまい、
あと少し時間があれば・・・という奥村隊長の悔しそうなコメントが残る。


表彰式、まずはチャレンジクラスから発表。
下の順位から発表されていき、
まずは16位モジャ。なんと17位とは1000分の2秒という僅差。
続いて15位吉川、さらに続いて14位渉君。
そしてFatalはどうにか6位入賞でトロフィーを貰えました。
気になる優勝は苦節3年のど真ん中TomyLeeさん!おめでとう!


そしてチャンピオンクラスでは、
6位川田君、惜しくも4位奥村隊長、2位には重冨さん、ってあれ?誰かの名前がまだ呼ばれてない……
なんと優勝はわいてぃ>yt!!
チャレンジクラス2戦目で勝利を挙げチャンピオンクラスに乗り込み、
そのチャンピオンクラスでもわずか2戦目で表彰台真ん中に立ってしまいました。
カート経験は2年未満、CKカップ参戦1年未満でこの快挙は凄いとしか言い様がありません。
やっぱ新婚パワーなのか!?(笑)
ともあれおめでとう!


興奮覚めやらぬまま耐久の表彰が続きますが、
with透が8位、with要が4位というやや納得いかない成績。
しかしベストメンバーではない上にクラッシュがあったwith要、
順調に行っていれば十分優勝も狙える感触があったので次回に期待です。


本日超ノリノリだったZUPPYから、来週行われるhttp://www.form-rc.net/の案内をもってすべてのスケジュールが終了。
わいてぃ君の祝勝会と称して皆で焼肉屋に向かい、
なんだかすごい量の肉を喰って2005年度のCKカップ緒戦は幕を閉じました。


レースの最後で中山さんより講評があった通り、今回のCKカップはマシントラブルや接触がほとんどない良いレースでした。
ただタイヤバリヤを押すことによってコースレイアウトが変わってしまう(当然タイムも上がる)
という問題は未だ解決されておらず、改善を望みたいところです。
またオフィシャルの不手際も若干目立ち、
ブルーフラッグを適切に出さず耐久レースで不要なペースダウンを招くなど
やや課題も残ったレースだと思います。


次回CKカップまでには個人的にも練習を積んで、
チャレンジクラス表彰台を狙っていきます!