BSカップ Round 2@アップルフォーミュラランド

前日の結婚式〜2次会〜3次会でグデングデンになった体を引きずって
アップルフォーミュラランドのBSカップに参戦。
参加者はFatalの他にモジャ、たけ、二日酔いで見学(笑)の古田。
モジャさんは諸事情でカート自粛中だったので去年の夏以来半年振りのアップル。どこまで勘を取り戻せるか。


今回は久しぶりにフレッシュマンクラスが3チームエントリーされ、
ワンマン10人、フレッシュマン3チームの合計13台でのレースとなりました。
2005年最初のレースという事で気合を入れ……ていこうとしたら
エントリーリストを見るとどこかで見たような人がいっぱい並んでる(´Д`)
まぁ今回は講習型Kartoffからの課題「リヤタイヤの横グリップを使う」に集中するとして順位は気にしない方向で。


#って毎回アップルではそんな言い訳ばっかりしてる気がする。
#というか講習で課題見つける→アップルで練習→CKカップ頑張る、というサイクルができてるな。


まずはフリー走行
2月の日没後で厳しい寒さの中、冷える指先と格闘しながらの15分。
課題のリヤタイヤを意識しつつ、同時に走りも少し変えてみようと思い
サーキット側が用意しているパンフレットのコース指南なども参考にしながらライン取りを色々試してみる。
色々弄りながら走ってたのでもっとガタガタになるかと思っていたが案外良い感じのタイムが。
どうやらタイヤのグリップをきちんと使い切れればタイムってそんなに変動するものじゃないらしい。
またブレーキやアクセル、ステアリングのタイミングなんかも変えてると
重冨さんが常々「スピードを上げたほうが良く曲がる」と言っていた事がようやく理解できてきた。


予選ではその良い感触を残したままタイムアタック……と行きたかったが
出走順があとの方で、冷え切ったタイヤを温めきれず37秒台という不甲斐無いタイム。
車の不調を訴えていたモジャさんも下から2番目の位置に。


そして本戦……がなかなか始まらない。
ふとガレージを見るとなんかハンマーでぶったたいてサイドポンツーン外したりフレームを溶接(!)したりしてる。
どうやらモジャさんの乗ったマシンがやはりエンジンの調子が悪かったらしく、
急遽スペアカーを修理しての乗り換えとなりました。
この時スタッフに手違いがあったらしくなぜかモジャさんが最後尾スタートになるという事態が発生したものの
(別にTカーだから、という訳でもあるまい)
とりあえず本戦の開始が告げられ、マシンに乗り込み、
仮グリッドに付き、フォーメーションラップを行い、日の丸国旗が振られレーススタート!


どのレースカテゴリにおいてもスタンディングスタートの1周目1コーナーは車が密集し当然事故も多い緊張の瞬間ですが、
この日エントリーしていたドライバー達は皆ハイレベルかつ超ジェントルで美しいオープニングラップが繰り広げられます。
(これを特等席で観戦できたモジャさんは最下位スタートでも満足だったらしい)
予選タイムアタック不発だったFatalはもう少し上の順位を目指すべく前を伺うが
「走り」再構築中ということもありタイムが安定せず抜きあぐねてしまう。
このままでは埒が明かないと思い4周目でいきなりピットインする。が、
これが作戦大失敗でピットアウトしたら上位グループど真ん中にでてしまい、
後ろばかり気にして走っていたら3連コーナー入り口のブレーキングをミスりスピンしてしまった。


ここで開き直って自分の走りに集中する事に。
じわじわタイムも上がってきて35秒台に突入し
「いよっしゃー、行けるぜー!」と思った直後エンジンが「プスン」と(´Д`)
10分以上時間を残しリタイヤとなってしまいました。
後で聞いたら燃料ポンプの配線が切れていたとの事。まぁ仕方ない。


レースはこの後知久さんと岡田さんが激しいデッドヒートを繰り広げるものの、
知久さんが後半ペースダウンしてしまい岡田さんが10秒以上の差を付けて逃げ切り。
たけさんは車の調子が良くなかった上途中でブレーキがフェードしてしまい3分ほど停車時間があり最下位。
モジャさんは乗り換えた車が具合良かったようで順調に周回を重ね総合9位という順位でした。


表彰式。
この日はバレンタインスペシャルという事で参加賞にはチョコレートが(笑)
上位にはさらに大きいチョコがプレゼントされました。


途中でも書きましたが今回は参加者全員のレベルが高くかつスマートで、
非常に「レース」を楽しめました。
こういったレースに参加できるとモチベーションも上がりますね。
今度アップルに来るのは恐らくまたBSカップになると思いますが、
次回も「楽しめる」レースになる事を期待します。